発達障害とアイデンティティ

発達障害をもつ人々とのコミュニケーションを取り上げる際に、その「障害」をクローズアップしてしまいがちですが、同時に、皆、個々に「個性」があると言う事が、本来は前提にされるべきなのです。個性とは千差万別であり、多種多様にアイデンティティというものがあります。皆さんは、ご自身の個性について、どのように感じていますか?例えば御家柄だとか、身長や顔、成績など、ご自身に付随する事柄が、皆さんのアイデンティティなのだとクローズアップされ、個人を判断される事にどう感じますか?それらの事柄が、皆さんの好ましいことであれば良しとするかもしれませんが、好ましくない事柄だとしたならば・・・、自分の一部分しか見ていない批判だと否定するかもしれません。

発達障害の「障害」が影響を与えている「特性」とは、発達障害者の「一部分」であり、彼らの全てではありません。社会性が乏しいと言われている「特性」は「障害」ではなく、「能力」として彼らが独自に活躍をみせる場もあり、その認知も広がりをみせています。

発達障害は「障害」ではありますが、「障害」だけではないのです。そのバックグラウンドには、皆さんと同じ「個性」があり、個人のアイデンティティとして社会に受け入れられる必要があります。「障害」と「個性」は交じり合う事で、発達障害者のアイデンティティを築いているという観点から、社会的コミュニケーションは構築されるべきだと考えています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です